
Eve Camレビュー:シンプルで小型なHomeKitカメラc
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Eve Camは、HomeKitとHomeKitセキュアビデオに対応したシンプルな屋内カメラです。HomeKitのみで動作するため、追加のサブスクリプション料金や複雑なサードパーティサービスの管理は不要です。EveのデバイスとAppleのアプリ、そしてOSとの連携だけで、ほぼ全てがスムーズに動作します。レビュー全文は以下をお読みください。
ハードウェア
Eve Camは小型で洗練されたデザインで、人間の手のひらほどの高さです。球根状のヘッド部分にカメラ本体が内蔵されており、スタンド部分は簡易スタンドとして機能します。ベースはマグネット式で、カメラ本体は前後に180度傾けられるため、ほとんどのリビングスペースに対応します。必要に応じて壁掛けも可能です。Eve Camはデフォルトで、ステータスインジケーターとして青または赤のLEDライトを点灯します。部屋の隅に目立たないように設置したいという方のために、このライトはアクセサリの設定で無効にできます。
Eve Camの画質は非常に良好で、150度の広い視野角を誇り、カメラを部屋の隅に設置すれば広い部屋も楽々とカバーできます。また、暗くなったことを検知すると自動的に作動するナイトビジョンモードも搭載しています。さらに、Eve CamはHomeKitモーションセンサーとしても機能し、スマートホームオートメーションのトリガーとして使用できます。

セットアップも簡単で使いやすい
HomeKitカメラの素晴らしい点は、そのシンプルさです。ホームアプリで数回タップするだけで設定でき、サードパーティサービスのアカウントやサブスクリプションも不要です。Apple TVなどのHomeKitハブが自宅に接続されている限り、カメラは常にそのハブとのみ通信します。HomeKitセキュアビデオプロトコルにより、カメラはイベントをiCloudに記録し、外出先からでもライブストリームを視聴できます。すべての録画はエンドツーエンドで暗号化されて保存されます。
iPhoneまたはiPadのホームアプリでは、部屋の概要タブにカメラの最新のスナップショットが表示されます。そのスナップショットをタップすると、ライブカメラのストリームが開きます(ピクチャー・イン・ピクチャーウィンドウにポップアップ表示することもできます)。視聴中は、Eve Camにはスピーカーとマイクが搭載されているので、部屋の状況を視覚的に確認できるだけでなく、音声も聞き取りやすく、話しかけることもできます。Eve Camのスピーカーから聞こえる音声は多少ひずんで歪んでいますが、緊急時には十分機能します。
Apple TV では、コントロール センターからカメラのライブ フィードを手動で表示でき、モーション イベントが発生すると、ライブ フィードが表示されたまま Apple TV UI の隅に通知がポップアップ表示されます。

HomeKitセキュアビデオ
ベーシックな50GBのiCloudプランでは、AppleはHomeKitセキュアビデオカメラ1台を録画可能にすることを許可しています。200GBプランでは最大5台のカメラが録画可能です。そして2TBプランでは、追加料金なしでHomeKitカメラを無制限にご利用いただけます。HomeKitセキュアビデオは過去10日間のイベントを保存するので、何かおかしいことに気づいたら、安心してテープを確認できます。いずれの場合も、録画自体のファイルサイズはiCloudストレージの空き容量を圧迫しません。AppleはiCloudの容量区分に基づいて、同時にサポートされるカメラの数を段階的に調整しているだけです。無料のiCloudプランでは録画はできませんが、カメラを使ってライブビデオをストリーミングしたり、リアルタイムのモーション通知を受け取ったりすることは可能です。
カメラがビューポート内で何らかの動きを検知した際に通知を受け取ることも、特定の種類の動きのみを検知した際に通知を受け取ることもできます。HomeKitセキュアビデオは、機械学習AIを活用して、人、動物、車両、荷物(後者はポーチや屋外のカメラに適しています)を検出できます。さらに、顔認識機能を使えば、家族などの既知の人物をホームシステムが自動認識し、検知した人物に基づいてよりきめ細かな通知オプションを選択することもできます。
HomeKitに欠けている機能

残念ながら、HomeKitシステムのシンプルさは、Eve CamのようなHomeKitカメラの欠点でもあります。専用のセキュリティシステムに備わっているような高度な機能の多くは利用できません。例えば、HomeKitカメラは連続録画を設定することができません。イベントが発生した時のみ録画されます。また、カメラのストリームを監視できるデバイスは一度に1つだけという制限もあります。
これらの理由から、屋外セキュリティカメラシステムとしてHomeKitセキュアビデオだけを使うのは必ずしも適切とは言えません。しかし、屋内用カメラであれば、標準のHomeKitが提供する機能で十分です。iCloudストレージを既に購入済みであれば、ハードウェア購入後に追加費用はかかりません。
結論
HomeKitエコシステムのアップグレードをお考えで、すでにスマートスイッチやスマート電球を家に設置しているなら、カメラは次善の策かもしれません。HomeKit対応の屋内カメラ「Eve Cam」は、その名の通り、非常に優れた機能を備えています。
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